エンジニアのためのサバイバル戦略。お題は、「今のままがいい、という戦略」です。

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エンジニアのためのサバイバル戦略

今のままがいい、という戦略

今のままがいい、というアイデアはとても魅力的です。
そして、誰しも同意なさるのではないでしょうか。

ですから、ここにとどまることを選ぶ人は多い。
この魅力はものすごい力。
そうじゃありませんか?

さて、人の基本的な生活に対するモデルは、3つ。
はじめに、自己成長モデル。
これは自分で気づいて、自分で行動する人たち。

次に、現状維持モデル。
これは気づきは起きる、けれども行動しない。
あるいは、行動しないことに力を尽くす。

最後に、保護モデル。
気づきも起きないし、行動もしない。
この戦略をとる人は、社会に適応するのに苦労する人たちと言われています。

この3つははっきり分かれているのではなく、度合いの問題です。

つまり、1か0でなく、保護モデルの現状維持よりとか。
あるいは、現状維持の自己成長よりとか。

人は、基本的に現状維持の戦略を取りがちである。
と言えます。(言いきっちゃいます)
現状維持の力は、それほど強い力で我々を引きづり込みます。

ここでエンジニアの基本に戻ります。

基本は、どれだけの人から拍手をもらえたか?
ですね。

これをやるには、今のままでいい、という戦略では飽きられます。
お笑いを考えてみましょう。
昨日と同じことを、同じようにやっているだけですから、面白くない。

もちろんウケている間は、それでいい。
けど、笑いが起きないようになったら、変化しなければ、拍手はもらえない。

つまり、現状維持モデルは通用しない。

肝心なのはここからです。
頭では、みんなわかってる。
だけど行動できない。
いや、そうじゃない。

行動しない。

やらないことに、ものすごい力を尽くす。

このテーマは、きっと一生ついて回るテーマです。
人間は、基本、怠け者。
少なくとも、私はそうです。
そのうえでどういう工夫をして、自分を動機づけるか。

正直、現状維持モデル、保護モデルの人は、それと気づくだけでは行動しません。
で、それは他人にはどうしようもないことです。

変化することは、それだけで大変な労力を必要とします。
変わらないことに全力を尽くす人に対して、言葉は無力です。

行動だけが、唯一の脱出方法。
それしかありません。

大切なので、もう一度言います。

「現状維持」、という戦略は、どんな場合でも、どんな時代でも生き残ることはできない。

それだけは、わかっています。

皆さんは、どのモデルに居ますか?